主な油種と用途
サラダ油・キャノーラ油
家庭の汎用油。揚げ物・炒め物のベース。日清・昭和・J-オイルミルズなど大手3社の競争ジャンル。1,000g(1L弱)の価格を起点に単価相場を覚えておくと判断しやすい。
オリーブオイル
エキストラバージン(生食可・苦味/辛味あり)と、ピュアオリーブ(精製+EXVを混合・加熱料理向け)で1mLあたり単価が大きく違う。輸入元の小豆島産・スペイン産・イタリア産でも価格帯が分かれる。
こめ油(米ぬか油)
こめ油協会・三和油脂・ボーソー油脂など。健康志向で需要が伸びているカテゴリ。サラダ油より2〜3割高いのが標準感。
ごま油(白絞・焙煎)
かどや・マルホン・九鬼産業が代表。料理の仕上げに少量使う調味油寄りで、容量が小さく単価が高めに見えるが、使う量が少ないので「1回あたり」で考えると大したことない。
特殊油(亜麻仁・MCT・えごま等)
健康志向の高単価油。1mLあたり単価では他の3〜10倍。生食用が前提で加熱に弱いものが多い点に注意。
選び方のコツ
- 必ず1gまたは1mLあたり単価で比較する。「容量1,000g特売」と「容量900g通常」では9〜10%単価が違う。
- 揚げ物が多い家庭はサラダ油 or キャノーラ油の大容量が圧倒的に経済的。1,500g以上のラインナップを覗く。
- オリーブオイルは「ピュアで揚げ物・炒め物」「EXVで生食・仕上げ」で2本使い分けると単価効率が良い。EXVを揚げ物に使うのは香りを失うのでもったいない。
よくある勘違い
- 「オリーブオイル=健康に良い」のイメージで全部の料理に使うのは単価的にもったいない。サラダ油の方が向いている料理は普通に多い。
- 「米油はサラダ油の上位互換」ではなく、比較対象は別カテゴリ。健康上の目的があるなら米油、目的がないなら無理に切り替える必要はない。
- 開封後の油は酸化する。1Lボトルを家庭で1年かかって使い切る運用だと、後半は劣化油になる。消費スピードに合った容量を選ぶことが、結局は単価より大事になる。
