1gあたりの値段(グラム単価)の出し方
1gあたりの値段は 「価格 ÷ 内容量(g)」 で出せます。たとえばコーヒー粉180gが¥598なら、598 ÷ 180 = 3.32円/g。400gの大袋が¥980なら、980 ÷ 400 = 2.45円/g。大袋のほうが26%安いとすぐわかります。
スーパーの精肉売り場が「100gあたり○円」で統一されているのは、この比べ方が一番フェアだからです。ところがコーヒー・粉ミルク・歯磨き粉・洗剤などは総額表示ばかりで、同じ土俵に載せる作業を自分でやる必要があります。上の計算機は、2つの商品の「値段」と「内容量(g)」を入れるだけでその割り算を自動でやります。
100gあたり・1kgあたりへの直し方
- 100gあたり = 1gあたりの値段 × 100(お肉の棚札と同じ表示。いちばん直感的)
- 1kgあたり = 1gあたりの値段 × 1,000(お米・小麦粉・ペットフードなど大袋商品で使う)
- どの単位に直しても勝敗は変わりません。同じ単位で比べていることだけが重要です。
- 「1.5kg」「5kg」などkg表記の商品は×1,000してgに直して入力します(5kg=5000g)。計算機の単位チップで「kg」を選べばkgのまま入力してもOKです。
ジャンル別・1gあたり単価の目安
コーヒー(レギュラー粉)
粉ミルク
大缶(800g前後)で2.4〜3.5円/g。ブランド間の差が大きい一方、全銘柄が国の栄養基準を満たすので「安い=劣る」ではないジャンル。詳しくは粉ミルクの単価比較へ。
歯磨き粉
洗濯洗剤(粉・ジェル)
お米
5kg袋で0.4〜0.6円/g(=100gあたり40〜60円)。10kg袋にしても下げ幅は5〜10%程度と、意外に差がつきにくい商品です。
グラム単価で比べるときのコツ
- 「内容総量」の表記を見る: 箱や外袋込みの重さではなく、中身のグラム数(内容量・内容総量)で割ります。
- 「2点で○○円」のまとめ売りは総グラムで: 2袋まとめ売りなら「まとめ価格 ÷ 2袋分の合計グラム」。1袋の内容量で割ると単価が半分に見えてしまう、値札の読み間違いで最も多いパターンです。
- gとmlを混ぜない: 液体商品はml表記とg表記が混在します(洗剤に多い)。同じ表記同士で比べるのが原則です。
- 使用量が違う商品は1回あたりで: 濃縮タイプ・高密度タイプは1gあたりが高くても1回の使用量が少ないことがあります。その場合は1回あたりの値段で比べてください。
失敗例・やりがちな損
- 「大袋ならなんでも安いと思い込む」: お米のように大袋でも5〜10%しか下がらない商品と、コーヒーのように25%以上下がる商品があります。思い込みではなく毎回割り算するのが確実です。
- 「お徳用を買って湿気らせる」: コーヒーや粉ミルクは開封後に劣化します。消費しきれる期間で買わないと、安く買ったつもりが廃棄で逆転します。
- 「セール総額だけ見て単価を見ない」: 「20%引き」の通常サイズより、定価のお徳用のほうがグラム単価で安いことは普通にあります。
