1回あたりの値段の出し方(計算式)
1回あたりの値段は 「価格 ÷ 使える回数」 で出せます。そして回数は 「内容量 ÷ 1回の使用量」 で出せます。
例: 洗濯洗剤900gが¥698で、1回の使用量が10gなら——回数は 900 ÷ 10 = 90回。1回あたりは 698 ÷ 90 = 約7.8円/回。
「1mlあたり」「1gあたり」が商品同士のフェアな比較だとすれば、「1回あたり」はあなたの財布から実際に出ていくお金です。特に、1回の使用量が商品によって違うジャンル(濃縮洗剤・ジェルボール・カプセルコーヒーなど)では、単価では測れない本当のコスパがこの計算で初めて見えます。
上の計算機の使い方: 値段の欄に価格、容量の欄に使える回数を入れてください(単位チップは「回」)。2商品分入れると、1回あたりの値段と勝敗が同時に出ます。
ジャンル別・「1回の使用量」の目安
洗濯洗剤
液体タイプで水45Lあたり30〜40ml、濃縮タイプは10g前後、粉末は25g前後。ボトル裏の使用量表を確認するのが確実です。詳しくは洗濯洗剤の単価比較へ。
柔軟剤
1回30〜40ml。600mlボトルなら15〜20回分です。詳しくは柔軟剤の単価比較へ。
シャンプー
セミロングで1回3〜4ml(1プッシュ≒3ml)。340mlボトルなら約100回=3ヶ月強が目安。詳しくはシャンプーの単価比較へ。
食器用洗剤
スポンジに出す1回は2〜3ml。240mlボトルで約100回分。詳しくは食器用洗剤の単価比較へ。
コーヒー
レギュラー粉は1杯10g、インスタントは1杯2g、ドリップバッグ・カプセルは1杯=1個。詳しくはコーヒーの単価比較へ。
歯磨き粉
1回約1g(歯ブラシの毛の長さ分)。140gチューブで約140回=家族3人で1ヶ月半が目安。詳しくは歯磨き粉の単価比較へ。
「1回あたり」で見ると逆転する典型例
- 濃縮洗剤 vs 通常洗剤: 濃縮タイプは1gあたり単価が通常品の2倍でも、1回の使用量が1/3なら、1回あたりでは濃縮のほうが安い。ml単価・g単価だけで「濃縮は高い」と切り捨てるのは早計です。
- ジェルボール vs 液体洗剤: ジェルボールは1粒=1回で計算がラクな一方、1回あたり15〜20円と液体(7〜10円)の約2倍。「時短に1回10円払うか」という判断になります。
- カプセルコーヒー vs 粉: カプセルは1杯80〜90円、レギュラー粉は1杯20〜25円、インスタントは1杯10〜15円。年300杯飲む人なら差額は年2万円規模。マシンの手軽さの値段がはっきり数字になります。
1回あたりで比べるときのコツ
- 使用量は「自分の使い方」で数える: メーカー表記より多めに使っているなら、その実態の量で割るのが正しい数字です。シャンプー2プッシュ派なら回数は半分になります。
- 迷ったらパッケージの「○回分」表記: 最近は洗剤・柔軟剤に「約○回分」と書いてある商品が増えています。それをそのまま回数欄に入れればOK。
- 単価比較と使い分ける: 同じ濃度・同じ使い方の商品同士(本体vs詰替えなど)なら1mlあたり・1gあたりのほうが簡単で正確。使用量が違う商品同士のときだけ1回あたりの出番です。
失敗例・やりがちな勘違い
- 「濃縮タイプは損」と単価だけで判断: 1回の使用量まで見ないと逆の結論になります。
- 「1回の使用量」を規定より多く使って目安が狂う: 洗剤の入れすぎは回数が減るだけでなく、すすぎ残しの原因にも。計量キャップ通りに使うだけでコスパは改善します。
- 回数の割り算を面倒がって総額で選ぶ: 「大きいボトルだから得なはず」は、1回の使用量が違う商品同士では通用しません。
